対抗要件とは、第三者に対して、当事者間で成立した法律関係や権利関係を主張するための法律要件のことです。
例えば、不動産なら登記、債権譲渡や債権譲渡担保であれば確定日付ある証書による債務者に対する通知または債務者の承諾(一般的には、内容証明郵便等による通知が多いでしょう)が対抗要件となります。
不動産や債権を二重譲渡された場合には、先に登記や通知を備えた方が勝ちますので、不動産や債権を譲り受けた場合には、速やかに登記や通知の手続きを行いましょう。
回収を有利にすすめるためには~その4~物的担保をとろう » | 顧問弁護士 | « 公正証書とは